西宮市の東浦公園は、JR甲子園口から北東に200メートルほど離れた武庫川沿いの住宅地にある小公園です。
敷地は武庫川堤防の斜面地を取り込んでおり、近在ではあまり見ない独特の敷地構造をしています。
堤防側からは、何かしら格好いい飾りの横を通って園内に入ります。園名板ではなし、車止めでもなし、設置目的もデザインモチーフもよくわからない謎物件です。
園内の斜面地部分は松林になっており、堤防天端を通る道路からよく見える松並木の一部を構成しています。
ちょうど斜面端あたりにパーゴラがあって、ここから園内と、遠くには六甲の山並みを眺めることができます。なかなか良い場所を抑えています。
そしてパーゴラから一歩足を踏み出すと、ガケ滑り台があってそのまま遊具コーナーへと続きます。
ガケ下から見るとこんな感じ。ガケ滑り台としては小さめですが、この公園には程よいサイズです。
園内にはブランコや鉄棒などの遊具もあるのですが、目立っているのはピエロの置物ですね。
見た目のデザインも面白いですし、長年の酷使でもビクともしていない帽子部分の仕上げ方も気になります。しっかりと鉄筋が入ってるんだろうなぁ。
できれば補修跡には塗装をやり直してあげて欲しかったように思いますが、それはともかく大事に長持ちさせようとしていう気持ちは伝わってきます。
もう一つのベテラン遊具は、まったく回らないように固定されたコーヒーカップ型遊具。
こうなってしまうと「ちょっと入口が狭くて座りにくいベンチ」状態なので、せめてペンキくらいは塗り直して美しくしてあげて欲しいところです。
井戸もある東浦公園でした。
(2021年10月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿