JR灘駅を北側に出たあたりの町名が城内通(しろのうちどおり)で、中世にお城のように立派な豪農の屋敷があったことが由来だとも聞きます。
そこにあるのが、城内通公園です。
公園と敷地を一つにして「原田資料館」という施設が設置されています。
出入口の形状などから見て、公園内に後から資料館が建設されたように思われますが、「公園内に建っているのか、あるいは公園と隣接する敷地に建っているのか」という厳密な敷地境界などは現地で見ただけではよくわかりません。
施設機能としては、地区公民館的な貸し室に加えて、この周辺の原田地域の郷土史にまつわる資料や写真等を収集・保管・展示する役割も果たしているそうです。
さて、資料館の玄関先をヒョイッと抜けて園内に入ると、滑り台、ネット遊具、登攀壁がなどがセットになった複合遊具があります。見たところ、まだ設置されて10年までの新しいものと思われます。
それほど広くはない園内にあって、コンパクトに色々な遊びが楽しめる優れものの組み合わせですね。
揺れる動物遊具はトラとシマウマ。これも近年のモデルですので、比較的最近に遊具の更新がおこなわれたものと思われます。
青竹踏みのような健康器具も、おそらくその時に導入されたものでしょう。
でも鉄棒は、たぶんペンキの塗り替えくらいで、ずっと使われているものでしょう。
鉄棒って、そう簡単に故障したり不具合が生じたりするわけでもないので、取替時が難しい遊具の代表です。これまでに、のべ何万人、何十万人が逆上がりをしてきたのかと思うだけで気が遠くなります。
原田地域の歴史とともに、公園の歴史も語り継いで欲しい城内通公園でした。
(2021年10月訪問)
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