灘区の大石南町(おおいし・みなみまち)は灘五郷の一つである西郷(にしごう)に含まれ、江戸末期の建物を使った沢の鶴資料館などがある町です。
そんな町の旧・西国浜街道沿いにあるのが南町公園です。
西国浜街道(浜路)は、芦屋市から神戸市中央区までの約12kmの区間で西国街道(本街道、本路)の浜側を並行して走る街道で、神戸新聞社編『兵庫の街道』によれば「本路は参勤交代の大名が通った表の道、浜街道は庶民の道だった」そうです。
ということで地元では大切にされており、公園入口の岩には、公園名ではなく街道の名が刻まれていました。
文字を刻むのに必要な面積に対して石が大きすぎるような気もしますが、ここは大石南町なので仕方がありません。
石が大きいといえば、こちらのスピーカーの基礎コンクリートも気になります。ゆうに1メートルを超える高さがあり、園内で無駄に存在感を醸し出しています。
上に立つスピーカー(おそらく防災用)は公園灯の倍くらいの高さがあるので、それを支えるために大きくなってしまったのでしょうか。
少々邪魔ですが、近所の子供たちが”高鬼”をする時には役立ちそうです。
高さといえば、こちらのラジオ体操台。
本来は上に立って体操をリードするためのものですが、大人2人がかりなら動かせるくらいの重さなので、この時はベンチの横に移動させられてテーブル代わりになっていました。
ちゃんと滑り台&砂場、4連ブランコなどの遊具も揃っているほか、パーゴラや花壇などの植栽も充実しているのですが、それ以外のところで変なものが気になってしまった南町公園でした。
(2021年11月訪問)
みなみちょうやなく みなみまちやないですか?
返信削除匿名さま
返信削除こんにちは、ブログ作者です。ご指摘ありがとうございます。
「みなみまち」が正解ですので、記事を修正しました。
拙いブログですが、今後ともよろしくお願い致します。