東汐見塚公園は、No.2880 西汐見塚公園と同じ住宅地の中にある小公園です。
No.2880と比べて住宅地の中では外れの方にあり、その分、面積は広くなっています。
しかし、「資料にある3,000平米は無いよな?」と思ったのですが、おそらく、実際は利用できない川沿いの斜面地部分も入れて、その面積なのだろうと思います。
遊具は滑り台、ブランコ、シーソー、ジャングルジム...と単語にすると標準的なものばかりなのですが、どれも少しずつ捻りの入った物件となっています。
まずは滑り台ですが、これはラダー遊具、ブランコと合体した複合遊具になっています。
でも滑り台とブランコの合体遊具にありがちなのですが、ブランコは単体でも成立する構造になっているにも関わらず、無理に滑り台と結合させているところが謎です。
この横棒部分だけが滑り台とブランコとを繋いでいるのですが、どう見ても機能的に意味はないのです。
続いてはシーソー。
トンボの形をして、三方に同時に乗ってギッコンバッタンできるものが採用されています。
ジャングルジムというよりも、チェーンの登攀遊具。
チェーンとチェーンの間に挟まれた狭いところには、意外に出入りしにくいところが普通のジャングルジムとは異なります。
スプリング遊具や鉄棒は、それほど特徴のない物件が採用されています。
あと、遊具ではないのですが、藤棚へのフジの絡まり具合と、フジの根元まわりの草の生え具合が旺盛だったので記録。
管理や利用の面では悩ましいのですが、これくらい生命力にあふれていると許したくなります。
そしてここにも、ゴミ収集所と表裏で兼用された休憩所がありました。
No.2880と同じ発想のものですが、デザインはかなり違っています。
町外れで個性的な物件たちがキラリと光る東汐見塚公園でした。
(2021年9月訪問)
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