大江公園は、No.2825、2826と同じ新山口駅の南に広がる区画整理地の中にある小公園です。
道路が湾曲するところにあって、道路に対して突き出すような敷地形状をしているため、歩行者がその突き出し部分をショートカットできるような園路が通っています。
この園路で敷地が二分され、片側がパーゴラのあるスペース、もう片側が遊具と広場のあるスペースになっています。
パーゴラは古いものですが、重厚で、フジもよく絡んで良い雰囲気になっています。
一方の広場側。広場全体が大人の膝から腰くらいの高さの植桝に囲まれており、フェンスはないものの、周りの道路への飛び出しを防ぐような構造になっています。
遊具コーナーも同じような構造で、植桝に囲まれた中に滑り台と砂場があります。
砂場の中のコンクリート製の遊び台は、砂場の上面と同じ高さまで埋まっていました。
コンクリート製の物件は、想像以上に沈み込むという例を色々見てきましたが、その中でもかなりの沈み込みです。ちょっと砂を入れすぎているのかとも思いますが。
そして遊具はもう一つ。植え込みの中に隠れるように1人乗りのブランコが設置されています。
近づいてみると、こんな感じですね。
1人乗りなうえ、ブランコの支柱の高さも大人の背丈くらいしかない小さなものが木陰に隠れているので、森の小人の遊び場かと思ってしまいます。
小さな敷地にちょっとした工夫が隠れている大江公園でした。
(2021年7月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿