阪急・三国駅の東側、新大阪駅との間にある町が三国本町で、そこに三国本町公園があります。
面積は約1.6ヘクタールあって、近隣ではいちばん大きい公園です。
大阪市の公園の場合、これくらいの面積があると広場を大きく取る傾向があるのですが、ここでは敷地の中央に緩い盛土山をつくり、そこを林にしています。
植えたまま大きくなったような感じで、特に手入れがされて質の良い林が作られているわけではないのですが、最近は小さな公園の高木はどんどん伐られてしまうので、多少広い公園にはこれくらいの林があって欲しいものです。
下がけっこうな草むらになっているのも、生物生息の面からは良いですね。
この林をグルっと回れるように遊歩道が巡らされており、夏の暑い日でもジョギングやウォーキングを楽しめます。もっとも、コースの半分は林の外ですが。
そして、林の東側が遊具コーナーになっています。
と言っても、1ヵ所に遊具を集めるのではなく、広い空間の中に散らばらせるような配置になっており、遊具から遊具へと走り回りながら遊べるようになっています。
中でも目立っているのは、少し捻りの入った滑り台を2つ載せた石の山遊具です。
No.2821 西町公園のものと山部分の造形は同じだと思うのですが、滑り部の形が違うだけで、違う遊具にも見えてきます。
その近くには、4連×2のブランコが並びます。
これだけあれば、小学生の団体がやってきても取り合いにならずに仲良く遊べそうです。
少し離れた場所には、幼児用のバケット式2連ブランコもあります。
このブランコの周囲が幼児向けの遊び場になっていて、大きなプレーウォール、砂場、滑り台、揺れる乗物遊具などが集まっています。
でもせっかくなので、遊具でばかり遊ばずに、セミやバッタやチョウチョなどを追いかけて遊んで欲しいと思う三国本町公園でした。
(2021年6月訪問)
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