2720/1000 大宮中公園(大阪市旭区)

2021/04/30

山遊具 身近な公園 大阪市旭区 大阪府

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大阪市の北東部・旭区にある大宮神社は、源義経が源氏の氏神である八幡神を祀ったことが創建の由緒と伝えられ、後に大坂城が築かれてからは城の鬼門の守護神とされたといわれるお社です。

八幡神を祀るので、もともとは大宮八幡宮と言ったそうですが、明治時代に近隣の社を合祀したことで社名を大宮神社と改めています。
現在は、本殿の西側スペースに合祀された諸社の祠が多く集まっています。

で、その西側スペースに小さな門があり、大宮中公園へと通じるようになっています。ただし、私が訪れた時は固く閉ざされていて、ここから出入りすることはできませんでした。
子供たちが境内を走り回ったりして問題になったのかも知れません。

ということで、いちど神社を出て、正規の公園出入口にまわります。

大きく育ったフェニックスは、大阪市の公園ではよく見かける植栽樹種です。
ほかに街なかで植えられていることは少ないし、自宅に植える人はもっと少ないので、大阪の公園のシンボルと呼んでも良いくらいよく見かけます。

その周りに、滑り台やブランコなどのオーソドックスな遊具が配置されています。

ブランコは座板タイプとバケットタイプが2連ずつ、仲良く並んでいます。
フレームは共通で乳幼児向けのバケットを吊るしていることもあるのですが、やっぱり小さな子向けには全体が小ぶりな方が可愛く見えて良いですね。

園内で目立っているのはカラフルなペンキ画で彩られた石の山遊具。形状は高さを抑えて少し扁平気味にしたもので、大阪市内ではよく見かけるものです。

設置されてから年月が経って補修をするタイミングで子供たちが花を描いたのだと思われますが、それも再び劣化してきているので、もう一度お色直しをしてあげたいところです。

そして園内の一角には、皇紀二千六百一年と刻まれた区画整理事業の竣工記念碑があります。
昭和15年の皇紀2600年には盛大な行事が各地で行われたので彼方此方に記念碑があるのですが、一年遅れのものは意外と珍しいかも。

古きを訪ねて新しきを知る大宮中公園でした。

(2021年3月訪問)

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