内間西公園は、浦添市の南端、那覇市との境界となる安謝川に面した小丘を敷地とする公園です。
丘の部分には、小規模ですが見栄えのするリュウキュウマツ林があり、往来からでも存在感のある場所になっています。
道を渡って出入口に近づいて見ると、園内までは6~7メートルの高低差があります。
園内に入ると、まずは立派なリュウキュウマツ林。木陰には高床式の東屋もあって、涼みながらゆっくりとマツの風景を楽しむことができます。
もっとも、これがリュウキュウマツだということは「沖縄の山のマツはリュウキュウマツ」という知識で知っているだけで、内地のアカマツとの見分け方はよく知りません。見た目はほとんど同じなんですよね。
そこから左手を見ると、遊具広場が見えます。
園内には2つの遊具広場があるのですが、こちらは、どちらかといえばアスレチック系の複合遊具が充実しています。
この遊具広場でも、マツの景色を楽しみながら遊ぶことができます。
土広場から、安謝川の方に下りていくと、今度は大きな芝生広場があります。
もっとも、上段の土広場も元々は草芝敷きだったような気配があるので、こちらの芝生広場のほうが利用頻度が低いだけなのかも知れません。
ちょうど潮が引いている時だったので、肉眼でもハゼやカニなどが見えました。
芝生広場を川下の方に向かって歩いていくと、がっしりとしたコンクリート製の東屋があり、その向こうにもう1つの遊具広場が見えてきます。
こちらの遊具広場は、巨大な砂場の中に複合遊具が1基。
複合遊具というよりは、2階建てのスパイラル・チューブ滑り台をメインに、4本の滑り台を備えた「複合滑り台」といった風の遊具です。
砂場の中には、今風の登り棒というか、登攀やぶら下がりのできる遊具もありますが、複合遊具に比べるとシンプル構成で、なんとなく「選択と集中」という行政用語を思い出してしまいます。
(2020年11月訪問)
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