2664/1000 内間西公園(沖縄県浦添市)

2021/02/14

浦添市 沖縄県 親水公園 身近な公園

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内間西公園は、浦添市の南端、那覇市との境界となる安謝川に面した小丘を敷地とする公園です。
丘の部分には、小規模ですが見栄えのするリュウキュウマツ林があり、往来からでも存在感のある場所になっています。

道を渡って出入口に近づいて見ると、園内までは6~7メートルの高低差があります。

園内に入ると、まずは立派なリュウキュウマツ林。木陰には高床式の東屋もあって、涼みながらゆっくりとマツの風景を楽しむことができます。


もっとも、これがリュウキュウマツだということは「沖縄の山のマツはリュウキュウマツ」という知識で知っているだけで、内地のアカマツとの見分け方はよく知りません。見た目はほとんど同じなんですよね。

そこから左手を見ると、遊具広場が見えます。
園内には2つの遊具広場があるのですが、こちらは、どちらかといえばアスレチック系の複合遊具が充実しています。

この遊具広場でも、マツの景色を楽しみながら遊ぶことができます。

さらにもう少し進むと、大きな広場がありました。
全体写真ではわかりにくいですが、一番奥のマツの下のステージがありますので、地区のお祭りやイベントなどにも使いやすいと思います。

広場の両側面は、長さ30メートルくらいある超ロングベンチになっています。
管理面からいうと、こんなに長い固定式のものは修繕するのも一苦労なので、普通サイズのベンチがたくさんある方が良いと思うのですが、長くなってしまったものは仕方がありません。

ロングベンチの上のパーゴラには、ヤハズカズラがきれいな花を咲かせていました。

土広場から、安謝川の方に下りていくと、今度は大きな芝生広場があります。
もっとも、上段の土広場も元々は草芝敷きだったような気配があるので、こちらの芝生広場のほうが利用頻度が低いだけなのかも知れません。

ここからは、安謝川沿いの遊歩道、親水護岸へと繋がっています。

現在の河口付近からは1.5kmほど上流なのですが、明らかに感潮域に入っています。
ちょうど潮が引いている時だったので、肉眼でもハゼやカニなどが見えました。

芝生広場を川下の方に向かって歩いていくと、がっしりとしたコンクリート製の東屋があり、その向こうにもう1つの遊具広場が見えてきます。

こちらの遊具広場は、巨大な砂場の中に複合遊具が1基。

複合遊具というよりは、2階建てのスパイラル・チューブ滑り台をメインに、4本の滑り台を備えた「複合滑り台」といった風の遊具です。

砂場の中には、今風の登り棒というか、登攀やぶら下がりのできる遊具もありますが、複合遊具に比べるとシンプル構成で、なんとなく「選択と集中」という行政用語を思い出してしまいます。

砂場の横には、初めて見るタイプのスプリング遊具。
全体がスプリングであり、小さな円筒状のパーツに立ち乗りして遊ぶようになっています。

さっきの複合滑り台の後には、沖縄特有の家墓も残っていました。

近づきやすいところに自然系の要素が豊富で、駐車場も遊び場も揃っているので、地元ではさぞ人気だろうと思う内間西公園でした。

(2020年11月訪問)

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