大坪公園は、垂水区舞子台にある小公園です。
坂の上から見渡すと、公園の向こうに明石海峡大橋や淡路島が見えるのですが、園内にまで下りると見えなくなります。
「大坪」は、この付近が開発されて住居表示が導入される前の字名で、いまはこの公園名くらいにしか残っていないと思われます。
下は1950年代のワラヂヤの地図。左端の方に「大坪」と書かれています。
もう一度、冒頭と似たような構図の写真に戻りますが、「舞子台」というくらいなので基本は丘陵地なのですが、東西に走るメインの尾根筋から南の海の方に向かって”ひだ”のような尾根筋が何本か伸びており、その尾根筋に挟まれてとくに狭く、険しい形の谷頭を公園敷地としています。
園内から先ほどの撮影場所を見ると、こうなっています。ここまでスッキリと谷頭地形を見られる場所というのも、少ないのではないかと思うわかりやすさです。
公園敷地は一般道で上下に分けられており、ここまで見ていたのが上段の三角広場、下段は滑り台やブランコのある遊具コーナーになっています。
訪れた時は遊んでいる子供がいたので、遠くからの写真1枚だけで失礼します。
(2020年8月訪問)
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