2617/1000 サヨリ公園(沖縄県沖縄市)

2020/12/17

沖縄県 沖縄市 擬木の世界 身近な公園

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サヨリ公園は、No.2616 マンタ公園から川沿いの遊歩道を歩いて500~600メートルほど離れたところにある小公園です。
ありがちなイルカやマンタではなく、あえて「サヨリ」を選んだネーミングセンスが気に入りました。

これも「あえて言えば」のレベルですが、川や道路に挟まれて鋭い三角形状の敷地が、サヨリを彷彿とさせるあたりが公園名の由来かも知れません。

マピオン地図 ©ONE COMPATH

さて、そんなサヨリ公園ですが、No.2616 もあった海邦地区の住宅地の一番外れにあり、住宅地内を通る遊歩道や緑道が集まってきて収束する位置にあたります。

でも、そういう立地にありがちな「行き止まり感」は少なく、むしろ周りにものが少ないため空が広く見える開放的な公園です。

そんなサヨリ公園のシンボルは、樹の上に建つ小屋から赤い滑り台が飛び出してくる複合遊具。

このように装飾の多いタイプの遊具は、私立保育園などの民間施設で採用されることが多く、都市公園では珍しいように思います。

お家と滑り台のほかに、ターザン遊具やブランコが複合しています。

こんなに立派なお家が公園にあると、中に住み着いてしまう人が出るのではないかと心配なほどです。

もう一つ、目立っているのはパイナップルタワーが横にそびえるトイレ。
パイナップル部分の機能がよくわからないのですが、ここは埋立地で土地が低いところにあるため、水道の水圧を調整するためのタンクではないと考えてみます。

トイレそのものも、リズミカルな連屋根デザインが取り入れており、楽しげなものになっています。
壁に開いた穴を目に見立てて、サカナのように見える工夫もなされています。

トイレのすぐ裏には小川が流れていますが、埋立地で元々は海沿いなので、ちょっとしたマングローブ林や干潟のような雰囲気が漂っています。

覗き込んでみると、かなり魚影が濃いですね。

ただ、見えるのはティラピアかなにか、外来の獰猛そうな魚ばかりでした。当然、サヨリの姿は見当たりません。

小さいながらも楽しげなサヨリ公園でした。

(2020年9月訪問)

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