そんな市境から100メートルほど犬蔵に入ったところにあるのが宮前美しの森公園。
ほんのわずかな距離なのに、人気の住宅地名「美しが丘」を名乗れない厳しさを感じてしまうのは、穿った見方でしょうか。
面積は約1.5ヘクタールほどなので、さほど大きいわけでもないのですが、住宅地の造成時に湧水のある小さな谷戸地を保存するための整備がなされたと見えて、谷筋や池周りを含めた森が敷地の7割方を占めています。
おおむね南側が高く、北側が低い地形なので、谷から出た水が流れ込む池は北向きで、やや暗い印象になっています。
もっとも、私が訪れたのが2月のことだったので、もっと気候の良い頃なら違った印象になったかも知れませんが。
そして、公園の周りの道路よりも池のほうが低くなっているのですが、この池に集まった水がどこに流れ出ているのかがわかりませんでした。
おそらくは道路の地下に向けて排水路が入っているのではないかと思うのですが、パッと見てそれがわからないくらい、自然風によく仕上がっているということです。
(2020年2月訪問)
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