手先第一公園は、JR土山駅から北へ5分ほど歩いたところにある、まだ新しい戸建て住宅地の中の入口にある小公園です。
100戸ほどの住宅地なのですが、エリア外からの通過交通が入って来づらい道路配置になっており、逆に歩行者はだいたいこの公園の中を通り抜けてエリア内に入っていくようになっています。
直線で横切れば20メートルほどの話なのですが、なぜかこの短い距離の中で2本の園路が分かれたり、合流したりするという、園路重視の構造になっています。
そのせいもあってのことでしょうか、ほぼ平坦なのですが、園路にはしっかりとした手すりが付けられています。
「鉄棒に安全柵」という不思議な組み合わせも、手すりの役割を期待してのものなのかも知れません。
園路にかなり場所を取られているのですが、小さな複合遊具も置かれて、ご近所の子供たちの遊び場の役割もしっかりと果たしています。
とはいえ、やっぱり「顔」要素が強く出すぎている気がして、せっかくの新しい住宅地なのでもう少し遊びや集いの要素も気にしてほしかった手先第一公園でした。
(2019年12月訪問)
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