まずは出入口に近い大型遊具の広場から。
間に道一本を挟むのですが、写真左側の戸建て住宅地と同じ地盤高のところに設定されています。
こちらが大型遊具。
大・小の滑り台2本が橋でつながっている構造で、すごい「複合~」と言うほどでもないのですが、河川沿いならではの空間の広さともあいまって、非常によく目立っています。
この遊具広場からすぐ、ゆるいスロープで川沿いの親水空間へと下りていくことができます。
写真ではわかりにくいのですが、低水路(ふだん水が流れている部分)の幅はそれほど変えずに、川幅全体を広げることで、親水空間を確保しているようです。
水が流れているところまで下りるとこんな感じ。
もともとは、もう少し子供たちが魚とりなどで入りやすいような場所という設定で整備されたようなのですが、今は背の高い草本類が増えているため、いささか近寄りにくい雰囲気にもなっています。まぁ、季節によって違うとは思いますが。
こうした自然よりの親水空間では、当初に想定したような増水がなかなか起こらなくて、河川らしい河床地形の変化や植物の更新ができないのが悩みの種です。
モニタリングで状況変化を見ながら、随時、手を入れることができればまた違った形にもなるのですが、公共事業ではそれも難しいのが実情。
個人的に昔の仕事のことを思い出した幸町公園でした。
(2019年10月訪問)
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