2285/1000 春栄公園(京都市右京区)

2019/11/15

学校公園 京都市右京区 京都府 公園地蔵 身近な公園 水遊び場 幼児プール

t f B! P L
京都・西院の春日神社の北側にある春栄公園。西院春栄町の町域からは微妙に外れています。
南北に通る道路を挟んで、東西2ブロックに分かれています。

まずは少し広い東側のブロックから。
こちらはケヤキやイチョウ、クスノキなどが広い範囲に植えられて、あまりまとまった広場はない中に、遊具がバラバラと展開されているような格好になっています。

木々の下、ブランコの向こうには、幼児向けのプールがあるのですが、訪れたのは夏の真っ盛りで、子供がたくさん集まっていたので近くでの撮影は断念。
「市街地の小公園+幼児プール」は京都市の特徴なので、なるべく記録しておきたいところでしたが、利用者の邪魔になってはいけません。

そのほかには、これも京都市ならではの研ぎ出し滑り台や鉄棒、砂場などもあります。

あと、忘れてはいけないのが公園地蔵。
お地蔵様を宗教施設だと捉えると公共施設である公園内には設置できないのですが、京都市では『京都市都市公園内における地蔵像の設置基準』を定めており、宗教性を帯びない地蔵は一定のルール下で公園内に設置可能となっています。

そして、こちらは昭和8年と刻まれた「皇太子殿下御降誕記念樹」の石碑と記念樹。
昭和天皇の皇太子、つまり現在の明仁上皇の誕生を記念したものです。

裏面には明仁上皇の誕生日である「昭和8年12月23日」と刻まれているのですが、さすがに生まれた日のうちに石碑をつくって樹を植えて、とはいかないと思うので、実際に設置されたのはもう少し後のことではないかと思います。

86年の間に、樹は大きく育ちました。

続いて、道を挟んで西側のブロックです。
こちらは市立の幼稚園と一体となった公園なのですが、その幼稚園の一部に保育園が入る状態にもなっているようで、公園のフェンスに保育園の看板が付けられていました。

敷地は東側よりも一回り小さいのですが、滑り台、ブランコ、シーソーなどの遊具が一通り揃っていて、単独の公園としても十分に成立可能です。

西側ブロックは幼稚園とつながっていて園庭代わりに使われる時間帯があるため、そんな時に遊びに来てしまった園児以外の子供は、東側ブロックで遊べるようにと考えられているのかな、と思いました。

これはNo.1832 六条院公園でも見かけたハーフ土管のトンネル遊具。
何度見ても、子供が潜り込むにしても小さすぎるように思います。現代の幼稚園児が遊んでいる場面で、使い方を確認したかった。

幼稚園の子供たちが掃除をしてくれている春栄公園。
これからも、地域の皆さんと子供たちが一緒になって大切にされ続けてもらいたいものです。

(2019年7月訪問)

ブログ内検索 Search

アーカイブ Archive

地図 Map

問い合わせ Contact

名前

メール *

メッセージ *

Facebook Page

QooQ