橋で繋がっているので1公園扱いで良いようにも思うのですが、河口の南側が塩浜公園、北側が浦海浜公園だというので、本日は塩浜公園から。
両方の公園をつないでいるロンドン塔(タワーブリッジ)のような橋が、この公園のシンボル。
本当のところはまったく知らないのですが、2002年のサッカーW杯の際にイングランド代表がこの付近で事前キャンプを行なっているので、それにちなんで建てられたのではないかと想像します。
建物内は、橋が架かっている高さまで螺旋階段で登っていく構造になっています。吹き抜けが大きいこと、階段や手すりが錆びていること、建物内が薄暗いことなどか重なって、まぁまぁ怖い空間になっています。
最上部は展望台になっていて、望遠鏡も据え付けられているのですが、昼間ならともかく、夜になったら登ろうとは思わないですね。
実際のロンドン塔にも幽霊の噂が絶えませんが、そんなところまで真似しなくとも良いのに。
こちらが対岸へと渡る橋。
そして50メートルほど上流にある、階段を登らなくても渡れる橋。
こうして橋から橋を眺めると、こちらの橋を渡る人は日に何人いるのだろうかと考えてしまいます。
天気が良ければ、高いところから大阪湾が見渡せると思うのですが、訪れた日はあいにくの曇り空。
仕方がないので、足元のマレットゴルフ場を見下ろします。
マレットゴルフは福井県発祥のニュースポーツで、ゲートボールのようなスティックと、少し大ぶりなボールで行なうゴルフです。
園内の風景は、ゴルフ場と変わるところがありません。
こうしてロンドン塔を背景に広がる海辺のゴルフ場として眺めてみると、全英オープンが開かれるセント・アンドリュースゴルフ場に見えなくもありません。
W杯、ロンドン塔、マレットゴルフ場、それぞれの前後関係はわからないのですが、全体的に英国テイストでまとめてきていることは伝わってきます。
でも、実際に利用者が一番多いのは、おそらくこちらのクジラの複合遊具。英国テイストはゼロです。
小さい割には盛り沢山な塩浜公園でした。
(2019年6月訪問)
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