札幌市では、古くなった公園を改修するにあたって、1ヵ所の公園だけで考えるのではなく、地区内のいくつかの公園をグループにして考えることで、小さな公園はベンチと花壇だけにしたり、逆に広くて人が集まりやすい公園には新しい遊具を置いたりして、公園ごとにメリハリを付けるという取り組みを行なっています。
藻岩ころころ公園は、そうした取り組みで、遊具をなくしてシンプル施設になった小公園です。(遊具が集められた公園は、こちらNo.2264)
もともとは滑り台、ブランコ、砂場という、いわゆる児童公園の「三種の神器」が揃った公園だったそうですが、なにぶんNo.2264とは同じ道沿いで200メートルも離れていないので、シンプル寄りにもっていく判断となったようです。
現在の公園施設は、ベンチと花壇くらい。
中央の高木植栽も、再整備の際に背の低いものに植え替えられたようで、全体的に明るく見通しの良い、爽やかな仕立てになっています。
住宅地内の2本の道路に面しているので、交差点からよく見える角の部分の花壇が華やかだと、風景がもっと際立つように思いました。
色々な選択肢の中で、新しい姿に生まれ変わった藻岩ころころ公園でした。
(2019年8月訪問)
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