北の沢でかちび公園は、札幌市南部を流れる「北の沢」川沿いにある小公園です。
No.2256 川沿ひまわり公園があった幹線道路から、住宅街の中の坂道を下がっていった先にあります。高低差にすれば10メートルくらいあるでしょうか。
比較的近年に改修されたようで、今となっては「でか」要素も「ちび」要素もよくわからないのですが、当初は遊具に大きなものと小さなものがあったのかも知れません。
もっとも、そうした物的要素ではなく、「大きい子も小さい子も寄っといでぇ~」といった話なのかも知れません。
そして札幌市東区には「チビデカ公園」もあるようなのですが、そことの関係性も定かではありません。
園内施設としては、滑り台、2連ブランコ、砂場を備えた児童公園仕立て。
いくぶん目立つ遊具としては、つかまり立ちをしてグルグル回るやつがありました。
見た目よりもよく回るので、下手に大人が乗ると、目が回って振り落とされることは必至です。
砂場の周りには、よく茂ったパーゴラ。
沢に生えている樹木もあわせて緑が濃く、ちょっと圧迫感があるほどです。
園内にはもう一つ明るいところにもベンチがあるので、奥まったパーゴラ下のベンチと使い分けることもできます。
そして、おそらく、この公園の売り物の一つであろう、北の沢川へ降りる階段があります。
でも、肝心の降りた先が草むらになっていて、足を踏み入れるのも難しい状態になっていたので、親水施設としては機能停止状態でした。
整備した頃には、もう少し洲やせせらぎがあったのでしょうか。
河道内に高さ5~6メートルくらいの樹も育っているので、最近はあまり川底を洗い流すような流れが起きていないのだろうと思います。
静かなみどりに包まれて、沢沿いの涼やかさを感じた北の沢でかちび公園でした。
(2019年8月訪問)
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