シンボルは、公園の中心に置かれた巨大な石飾り付きの噴水。周りに比較するものがないので大きさが伝わりにくいのですが、石組みの高さは4~5メートルほどあります。
遠く引いた位置からの方が、大きさが伝わるでしょうか。
しかしこの噴水は、東日本大震災の影響で故障したままになっています。
本来であれば、ツルツルした大岩に登る人もいないと思うのですが、水が出ていないと無理に登ろうとする人もいるのか「立入禁止」の札が下げられていました。
とは言え、かなり高いところにあるので、あらかた登ってから目に入るように思います。
もう一つのシンボルは、ホール施設の前庭のような位置に置かれた日時計。
エッジの効いた、よいグノモン(影を作る部分)だと思います。
悪いものを断ち切るかのような鋭角さです。
公園東側の「アプローチ広場」にあるモニュメントは、それほどシンボリックでもありませんが、おそらく都南村名物のリンゴをイメージしたものでしょう。
そうした利用にはあまり関係のない施設を除くと、目立っているのはロープウェイ遊具でしょうか。
丘の上にあり、2つ続きで30メートル以上ある長いものです。
ただし、これもロープは外されて使用停止中。
結局、子供たちが使えるのは、揺れる動物遊具くらいでした。
もともと、野球場やプール、ゲートボール場などがあって、村民の皆さんのスポーツやイベントを意図した施設内容なので、どちらかと言えば大人向け。
公園に隣接する多賀神社境内の森とのコントラストが美しい都南中央公園でした。
(2019年7月訪問)
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