札幌市の中心から南西方向にある藻岩山は、市内からも山容をよく眺めることができ、ランドマークとなっている山です。この藻岩山の南を、北の沢、中の沢、南の沢という3本の川が西から東へと流れ、豊平川に注いでいます。この付近が川沿地区で、斜面地を切り拓いた郊外住宅地となっています。
ですので、とくに川に沿ってはいない、川沿こばと公園。緩い傾斜地を上手に使った小公園です。
写真にしてもわかりにくいかも知れませんが、傾斜の違う2本の坂道が交差する角地にあるため、園内全体が捻れるように傾いています。
しかし、そこを曲線を描く園路と緩斜面の広場で上手に処理しており、車を除けて公園内を通り抜ける人にも優しいつくりになっています。
斜面広場の中でも、やや高い位置に大きめの縁台型のベンチを置いて、園内の眺望を楽しめるようにしているところも良いですね。
そして坂を降りてきた一番下には休憩所のある遊具広場。
一番下と言っても、坂道はまだまだ続くので、谷底ではありません。
遊具のメインは、滑り台とネット遊具、ブランコが合体した複合遊具。
積雪地だという先入観がこちらにあるためか、全体的にパイプが太く、頑丈なつくりに見えます。
そして揺れる動物シーソーは、スプリング式。
左は間違いなくサメなのですが、右はイルカかシャチか迷います。
まぁでも、サメと睨み合っているくらいなので、シャチでしょうか。でもくちばしが出ているところはイルカっぽいし。
周囲の道を歩くよりも、ぜったい公園の中を歩きたくなる川沿こばと公園でした。
(2019年8月訪問)
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