手元の資料によれば1992年(平成4年)開園ということになっているのですが、それにしては少々くたびれています。
1,000平米ほどの平坦な園内には、滑り台、ジャングルジム、登り棒といった遊具があるのですが、私が訪れた時にはどれも錆びまくっており、すべて使用禁止となっていました。
とくにジャングルジムの錆がひどく、設置から一度もペンキの塗り直しをしていないのではないかと思うほどです。
遊具が使えないとなると、あとは草敷きの広場があるだけなので、ますます寂れた雰囲気が広がってしまいます。
ところが、この公園から、住宅地内の幅3メートル道路を一本隔てたところに、西一籾干場第四児童公園があります。下の写真は第四から第一を見たところ。
面積は第一の半分もないほどの小ささなので、とくに何に使えるでもない、中途半端感がハンパねー空間になっています。
そして、第四から交差点を斜向いに渡ったところには、またもう一つ遊び場があって、こちらは木川四石舞(きのかわしこくまい)第二児童遊園というそうです。
面積は200平米ほど、フェンスもなく、先2つの児童公園と比べると格落ち扱いのようです。
しかし施設はいくぶん新しく、全然錆びていなくて使用可能な滑り台と、揺れる動物遊具がありました。
おそらくは、宅地開発が行なわれた時期・区域ごとに、その開発規模に応じた公園整備を義務付けていったために、小さな公園ばかりができてしまう結果となったのでしょう。
その時に、せめて道を挟んで近いところに公園を集めることで、ひとまとまりの公園群として形を整えたいと考えたことで、このような状態になっているのではないかと思います。
とは言え、これからどうしていくのか、いささか悩ましい籾干場と四石舞の公園たちでした。
(2017年9月訪問)
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