西畑公園は高砂市街の住宅地の西外れ、一歩西に出れば三菱や神戸製鋼などの大工場が連なるところにある小公園です。
もともとはNo.2195 高砂公園と同じカネボウの工場敷地だった一角なので、1980年(昭和55年)に同工場が撤退した後に作られた公園だと思われます。
基本的には遊具が置かれた児童公園スタイルなのですが、工場跡に開かれた住宅地を、残った大工場から隔てるための緩衝緑地のような位置でもあり、ややどっちつかずの仕上がりになっている感もあります。
敷地は南北に分かれ、間には一車線の一般道が通っています。
北ブロックは、地区公民館の周りに滑り台、ブランコ、鉄棒といった王道の遊具が並ぶ形になっています。
滑り台は、1ハシゴ2滑り部(並行)タイプ。
ブランコや鉄棒には、これといった特徴がありません。
南ブロックは細長い広場です。
隣接する環境に適応して、いろいろな役割を果たしている西畑公園でした。
(2019年5月訪問)
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