樫ノ木公園は、No.2130 もくせい公園から北へ200メートルほど離れ、樫ノ木池という溜池を含んだ公園です。
資料によれば、面積は5.3haもあってなかなかの広さなのですが、そのうちの1/3ほどは池、もう1/3ほどは鬱蒼とした樹林地となっており、実際に使える面積は限られています。
豊中市のHPによれば、公園名が先に付けられて、池の名前は公園名に由来するそうです。
とは言え、公園の中心には池があるので、やっぱり「池が主役!」なように感じます。
だからというわけでもないでしょうが、池を眺めるための展望台がありました。
頂上にはベンチが一つ。そしてフェンスの向こうに樫ノ木池。
水鳥でもいれば楽しいのですが、静かな池だけ見ていても時間が潰せるものでもありません。
それでも「池の真ん中に、動かないけど何かいるな~」と思って写真を撮影してみると、壊れた噴水でした。
遠目には、カモが集まっているように見えたのですが...
さて、池と森とを除いた1/3ほどは遊具スペースになっています。
ここについては、近年にリニューアルされたようで、大小の複合遊具や、ユニバーサル型のトイレなどが新設されたようです。
まずは複合遊具(大)。全体的に、山賊の砦風のデザインになっています。
ラダー遊具のねじれ具合が独特です。砦に入るための第1関門といったところでしょうか。
もう一つの複合遊具(小)の方は、優しいメルヘン調のデザインです。
あとはブランコ、鉄棒、揺れる動物遊具などもあったのですが、遊んでいる子供たちがいたので、遠慮して写真は少なめです。
こちらは、新しいトイレ。
最近の小公園で増えている、男女の別などなく、多目的トイレ1基(1室)だけのユニットトイレです。
少年野球場などのスポーツ施設があると、一度に多くの人が利用することがあるので、この仕様では足りないのですが、この公園の場合は十分な規模ではないかと思います。
園内を概ね1/3ずつに分かち合う池、遊び場、ときたので、最後は森の部分も。
森の部分には、あまり細園路が入ってはいないのですが、端の方を少しばかり歩けるようになっています。
奥の方に入るとどうなっているのかわかりませんが、園路から見えるところには、それほど樫の木はありませんね。
赤く燃え盛る樫ノ木公園でした。
●豊中市による公園紹介ページ
(2019年4月訪問)
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