墨田区の南、北十間川を挟んで江東区にもほど近いところに、文花(ぶんか)という地区があります。文化ではなく「文花」というところが変わっているので調べてみると、墨田区立文花小学校のHPに詳しく書いてありました。
それによると、町名が文花となったのは1966年(昭和41年)の住居表示実施から。
「小学校、中学校、青年館、図書館など文教施設が集中し、他の地域に例を見ないところから(文)の字を冠し、旧町名由来の吾嬬神社の主祭神オトタチバナ姫の名から(花)を合わせ、文化の花を開くの意も含んで(文花)としたといわれている」そうです。
現在は、都営の文花団地が広がっており、文化住宅なのか文花アパートなのかわからない状態になっていますが、その文花団地の中にあるのが文花公園です。
公園施設としては、ほぼ全面が多目的広場(グラウンド)です。
団地内には、ほかに小規模な遊び場(プレイロット)もあるので、それらとの住み分けが意図されたものと思われます。
スポーツをしない一般の利用者が使う施設としては、フェンス沿いにベンチが何基かあるくらいで、非常に利用者ターゲットを絞り込んだ公園だと言えます。
とは言え、実際は団地内の細い道路を挟んだ斜向かいに、プレイロットがあるので、使う側としては上手に使い分けているのであろう文花公園でした。
(2018年12月訪問)
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