ずいぶん前に台東区にあるNo.358 山伏公園を訪ねましたが、その時に「1723年に牛込山伏町(現・新宿区)で火事があり、そこに住んでいた城詰の武士たちがこちらに移されたため、牛込山伏町代地下谷山伏町となり、だんだん短くなって山伏町となった」という話を書きました。
そしてこの度ついに、本家にあたる牛込の山伏公園を訪ねる機会を得ました。
一方向だけで道路に面し、三方は建物に囲まれた小さな敷地で、手前に遊具コーナー、奥にフェンスに囲まれたボール遊びコーナーという構造になっています。
「ボール遊びコーナー」と呼びましたが、別にボールを投げずとも、保育所の団体などにとっては「他の利用と交わらない安全な広場」として使いやすいのではないかと思います。
出入口だけ見張っておけば、子供がどこかへ行ってしまうこともありませんし。
遊具は鉄棒と、まだ新しい登攀遊具のみ。小さいなりのシンプル構造です。
ところで、新宿区では公園トイレのリニューアル整備を進めており、こんな小さな公園にも立派な多目的トイレがあります。
一室しかありませんが、男・女、車椅子、オストメイト、オムツ替えなど多用途に使えるタイプです。
小さい公園でよく目立っているため、いささか「トイレが主役」感も滲み出ている新宿区の山伏公園でした。
●新宿区による公園紹介ページ
(2018年12月訪問)
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