これの周りが明泉寺町で、寺へと向かう坂道沿いに明泉寺公園があります。
坂に面してはいるのですが、園内は非常にシンプルなフラット構造で、ガケとガケとに挟まれた小段に滑り台、ブランコ、鉄棒などを配置しています。
遊具類は、やや古いスタイルの角張ったところが多いものばかりですが、きれいに管理されていて古さは感じられません。
いくぶん変わったものと言えば、こちらの水道でしょうか。
排水路の位置の都合で、園内に背を向けて山側のガケの方を向いています。
その山側のガケは、急傾斜崩壊危険区域に指定されています。
急傾斜崩壊危険区域は、斜面の崩壊によって住民の生命に危害がおよぶ恐れがある区域について、都道府県が指定するものです。
鹿児島県庁のHPより引用 http://www.pref.kagoshima.jp/ |
指定の要件は、
- 急傾斜地の傾斜度が30度以上且つ急傾斜地の高さが5メートル以上のもの。
- 急傾斜地の崩壊により危害が生ずるおそれのある人家が5戸以上あるもの、又は5戸未満であっても、官公署、学校、病院、旅館等に危害が生ずるおそれがあるもの。
と言うことで、この区域が明泉寺公園の区域内にも食い込んできています。
指定区域図から見ると、ちょうど休憩所と鉄棒の間くらいに境界線が来ていますね。
ちなみにガケそのものの状況は、素人目に見ても危なっかしいものです。
勝手に土を掘ったり盛ったりしてはいけない明泉寺公園でした。
(2018年11月訪問)
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