明石城の西に広がる茶園場町(さえんばちょう)。
『角川日本地名大辞典 (28) 兵庫県』によれば「菜園場とも書いたという。(中略)小笠原忠政が明石城を建設した際,城外堀端にあった家中屋敷のおよそ108石を除き、当地を菜園場としたことから名付けられたという。一説に, 嵯峨天皇の時の茶園場で茶を貢納していたことにより茶園場と呼ばれたともいう」ということだそうです。
そんな茶園場町にある茶園場町カイヅカ公園は、大規模マンションの開発に伴って整備されたと思われる狭小な公園で、下の写真でほぼ全景です。
マンションと歩道との間の小さな敷地に、滑り台、シーソー、砂場がコンパクトに収められており、外周には名前の通りカイヅカイブキが植えられています。明石市では、公園名の通りの植物が植えられていることがしばしばです。
滑り台は標準的なものですが、
シーソーはスプリング式のもの。少し珍しいかも知れません。
小さすぎてあまり書くことがない茶園場町カイヅカ公園でした。
(2018年9月訪問)
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