1957/1000　岡東中央公園（大阪府枚方市）

江戸時代、淀川筋の宿場町であった枚方の旧市街地は、今も低い土地が多いところです。
そんな旧市街地に、南の方から伸びてきた丘陵が半島のように突き出しており、意賀美神社、一乗寺などの社寺があるのですが、どうもこれが「岡」と呼ばれていたようで、岡の東側の地名が岡東。そこにあるのが岡東中央公園です。

現在は岡東に京阪・枚方市駅があり、公園はほぼ駅前と言ってもよい場所にあります。
また駅から市役所（奥に見える白い建物）、市民会館（左の茶色い建物）を結ぶ道筋でもあり、駅前＆市役所前という超好立地です。

そういう立地の良い公園はイベントなどに使いやすいので、屋根付きのステージは必須アイテムかも知れません。最近は暑い夏が続くので、日よけにも最適です。

ちなみに枚方は、関西では気温が高くなりやすい土地柄で、訪ねた日は38℃になっていました。

でも、枚方が暑いのは、もしかするとこれがあるからかも知れません。
出入口の横に建っているのは「太陽と人」と名付けられたモニュメント。

あとは、シンボル公園に相応しい巨大なカリヨンもあります。

このように、どちらかと言えばシンボル性やイベント利用を中心に考えられた構造になっている一方で、子供向けの遊具も忘れていないのがこの公園の優しいところ。
ラバーマット完備の複合遊具やブランコ、砂場などがありました。

多くの人が集い、行き交う岡東中央公園でした。

（2018年8月訪問）