公園のすぐ北側に大年神社があるので、公園名はそこから取られたのではないかと思います。
南北に長い長方形をした園内は、北2/3ほどを草芝敷きの遊具コーナーに、南1/3ほどを土敷きの広場にしています。
市街地にあるこの規模の公園としては、遊具コーナーが広いという印象を持ちます。
広めの遊具コーナーに、あまり集めずにバラバラと遊具が置かれているので、子供たちはあちこち走り回りながら、色々な遊びをしていました。
色々ある遊具の中で目立つのは、古い石の山遊具。
登るところがやたらと多くて、逆に滑り台の面が小さく、また特に滑り台っぽくもないところが特徴です。この白い部分には鎖も付いているので、滑り台という設定でもなく「つるつるして登りにくい登り面」なのかも知れません。
こちらはコンクリート製のアーチ。
下はトンネル状になっているのですが、小学生でも腹ばいでなければ通れないくらいのサイズです。
コンクリート製以外では、わりと普通の体裁の滑り台、4連ブランコなどもあります。
遊具コーナーの西端には、ほかよりも一段高くなった市松模様の一角がありました。
遊具はとくにないのですが、少し楽しげなデザインのベンチ状の物件が並ぶので、休憩コーナーとしての位置づけなのかも知れません。
ここからは、西隣を走る山陽電車がよく見えます。休憩だけでなく、電車見物スポットとしても使えるかも。
遊具コーナーと広場とを区切るパーゴラ。周りには花壇があって、パーゴラそのものが人の集まる場所になっています。
南側の小広場も、サイズとしては40m×40mくらいで、混み合った市街地ならここだけで小公園ひとつ分くらいの面積があります。
ですので、小学生が遊びでサッカーをするくらいなら十分な広さ。
園内には公園地蔵（日切地蔵）。なにかと地域の方々が集まりやすいアイテムが揃っている大年公園でした。
（２０１８年4月訪問）
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