神楽と書いて「かぐら」ではなく「じんらく」と読む神楽公園。近鉄・大和高田駅北側の住宅地の中にある小公園です。
市内を流れる高田川の堤防から全体が見下ろせるところにあります。
「自治体が国有地の無償貸付を受けて公園を整備する」手法は一般的なものなのですが、これほどハッキリと表示してあるのは初めて見ました。
高田川の付け替えとか堤防工事とかで、ほかに使い道のない小さな国有地が出たのでしょうか。
小さな園内に、ジャングルジム、滑り台、鉄棒などの遊具が所狭しと並びます。
滑り台はブランコとくっついたタイプ。
しかし、よく見てみると滑り台とブランコが共有しているのは支柱1本だけですし、全体を安定させるために、普通の滑り台であれば不要な脇支えの支柱も入っていますので、それほど効率的な複合の仕方ではありません。
なんというか、先人たちの試行錯誤が読み取れて興味深い神楽公園でした。
(2018年6月訪問)
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