ただし、集落だったのは公園のすぐ西にある住吉神社や多聞寺などの社寺があるあたりで、野里公園は明治の淀川大改修の後に埋め立てられた旧・中津川の河道だったところにあります。
下写真が、元々からの集落だったあたり。住吉神社の鳥居が見えています。
本題の野里公園は、周りを道路に囲まれた変則五角形をしています。
五角形ならではの敷地の工夫は有るような、無いような。
ただ、標準的な四角い公園とも違うし、鍵型などのもっと変形な敷地とも違った、独特の空間利用がされています。
大雑把に言えば、五角形のうちの4角分を使った遊具コーナーが充実しており、残りの1角分が広場状になっています。
こちらが大阪市らしいオーソドックスな遊具が並ぶ遊具コーナー。滑り台、ブランコ(座板式、バケット式)、小ぶりな複合遊具、砂場などがあります。
その西側の一段高くなったところにパーゴラがあって、そのさらに西側にもう一つの遊具スペースがあります。
こちらは草敷きの広場の中に、幼児向けの滑り台と2連ブランコがあります。
こちらの2連ブランコは、フレームが妙にがっしりしたタイプのもの。そんなにブランコばかりを沢山設置する理由がわからないので、こちらは元・タイヤブランコを改良したものかも知れません。
なんとなく変形の敷地を上手に使いこなせなくて、隙間に遊具を詰めてしまったような気もする野里公園でした。
(2018年5月訪問)
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