新北野公園は、JR塚本駅と阪急十三駅とに挟まれた淀川右岸(北岸)の住・商が混じる区にある小公園です。
整った長方形の敷地をしており、いかにも区画整理事業で開かれたような雰囲気が漂います。
敷地の中ほど、やや西よりのところに大きなパーゴラや石の壁が設置されており、ここを境に西側が土敷きの小広場、東側が周回園路に囲まれた園地、遊具スペースとなっています。
適当な呼び名が思いつかなかったので「石の壁」と呼びましたが、モニュメントのような、穴を通り抜けて遊ぶ遊具のような、なんと表現すれば良いのか考えてしまう物件。
クマのぬいぐるみがデザインされたタイルも、少々唐突です。まぁでも、こういうところで特徴を出すことで、子供たちが「クマの公園」として覚えてくれるという利点もあります。
東側の園路・園地は、だいたいこんな感じ。
淀川のそばで空が広いわりに園内の樹木がそれほど育っていないため、なんとなく締まりのない景色になっています。荒れ野的とでも言うのでしょうか。
その園地の中に、滑り台、4連ブランコ、砂場などの遊具がバラバラと配置されています。
西側の広場は、まさしく小広場。幼稚園の運動会や、地域のお祭りにちょうどよいサイズです。
ただ、晴れた日に訪ねたのですが、なんとなく地面が湿っぽいのはお土地柄。付近は淀川下流のゼロメートル地帯ですので、園内の水の抜けが悪いのでしょう。
清掃用具の入った倉庫へ向かうところに、お手製のブロック道が敷かれていることからも、その状況がうかがえます。
ちなみに公園の西隣は、2017年に色々と話題を呼んだ某塚本幼稚園。報道が賑やかだった時期には、園内にマスコミの方が溜まっていたのではないかと思われる新北野公園でした。
(2018年5月訪問)
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