昨日のNo.1801は兵庫県明石市の松江公園でしたが、今日は東京都足立区の島根公園です。当然、島根県とも松江市とも関係がありません。
こちらの地名は室町時代にさかのぼるものだそうですが、一般的に「しま」も「ね」も周りより高くなった土地を指しますので、全体的に土地が低い足立区にあって、古い時代から微高地だったのではないかと想像します。
海辺でタコ滑り台をシンボルにしていたNo.1801とはまったく立地環境が異なりますが、園内施設は海イメージで統一されていて、偶然の一致を感じさせます。
島根公園のシンボル遊具は船をモチーフにした滑り台。着地部が長く、滑り終えた後にゴツンと落っこちることがないタイプです。
横から見ると、より船らしさが見えてきます。
丸窓の雰囲気や喫水線の表現なども、なかなか手が込んでいます。
滑り出し部に上ってみると、トリコロール&ボーダー柄で、露骨にマリンルックを表現する煙突もありました。
パステルイエローも、マリンルックにあわせるには良い色目ですね。
そのほかには、クジラ型のコンクリート製遊具。
ただ上るだけのものかと思いましたが、近づいてみると背中のほうが小さな滑り台になっていました。
クジラの横には、アシカ型の揺れる動物遊具。
先輩格の船やクジラのイメージを引き継いで、比較的近年に設置されたものと思われます。
スツール類も海のイメージです。
黄色いのはハコフグ、英語では "Boxfish" と呼ばれる姿そのままに再現されています。
白いのはタコノマクラ。本物のタコノマクラの花びら模様は五弁ですが、ここのものは四弁なので、四つ葉のクローバーのようにも見えます。
砂場の周りには海岸風景のペイントが。
砂場本体に比べて、周りの遊び台部分が妙に広い点も気になります。
そして日本の海といえば忘れてはいけないテトラポッドも導入されています。
遊具として特に改良されているわけではなく、海にあるテトラポッドそのまま。
たまに設置の向きを変えることで、遊びのバリエーションを増やそうとしています。
土管遊具は、海とはあまり関係なさそうです。
「こういう形をしたものが海にないかな~?」と考えてみましたが、見れば見るほど臼砲にしか見えません。
ま、海に関係ないと言えば、普通の4連ブランコやタイヤ遊具もあるのですが。
公園を出る頃には島根(県)のことは忘れて、海の想い出でいっぱいになった島根公園でした。
(2018年2月訪問)
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