No.1646、1647では城下町時代の職業町名に由来する旧「紙漉町」「鷹匠町」にある公園を訪ねました。
今回のもその一つで、江戸時代には土工や石工などの職人である「手子」のうち、藩お抱えの「御手子」が住んでいた町だそうです。なので「おてこ公園」
敷地は道路に沿って間口の広い形状をしており、沿道のどこからでも公園内を一目で見渡すことができます。
敷地は20メートル四方ほどの正方形で、それほど広くはありません。
そこで、出入口は一つだけにして、そこを入ったところに空間を取って、周りを囲むように遊具などの施設を配置しています。
遊具は幼児向けの滑り台、2連のブランコ、鉄棒など。
名古屋市街地の公園では、ブランコは座板式の通常型とバケット式の低年齢層向けがセットで置かれている事が多いのですが、ここはスペースがないので通常型のみ。
休憩所のパーゴラはよく繁っていて、濃い影を落としていました。
小さくとも安心して落ち着ける空間になっている、おてこ公園でした。
(2017年9月訪問)
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