公園の入口付近には、周辺の住宅開発に伴って、それ以前からあった道祖神が移築されていました。
道祖神がお祀りされているということはどこかへ通じる道があったわけで、おそらくそれが「三屋」という土地へ通じる「三屋道」だったのではないかと思います。三屋がどこなのかは、まったく知りませんが。
●現地の碑文より
藤沢都市計画事業六会東部土地区画整理事業の為、亀井野字犬久保1723番地新庄の道祖神を復建移築安置せり
昭和51年1月14日建立 亀井野中組講中
さて、現在の公園内ですが、大きくは草敷きの園地、遊具広場、フェンスに囲まれた多目的広場に分かれます。
もっとも、園路まで草に覆われているところを見ると、意図して草敷きにしてあるというよりも、草刈りが追いつかずに雑草が生えてしまっているようです。
遊具広場には、滑り台、ブランコのほかに、木製のアスレチック遊具があります。
アスレチック遊具は、丸太を斜めに組み合わせてジャングルジム風にして、壁登りとくっつけたもの。単体としては、わりとハードな遊びができるように思います。
この丸太素材は揺れる遊具にも採用されています。ハンドル部分がバイク風ではあるのですが、尻尾が付いているので、いちおう揺れる動物に分類したいと思います。
多目的広場はこんな感じで、ここも「あまり使わないところには草が生えてきちゃった」状況になっています。
子供のバッタ採りには丁度よい三屋道公園でした。
(2017年5月訪問)
1970年代後半にこの周辺に住んでいましたが、確かにサイトの管理者のコメントにもある通り、道祖神はどちらかというと、対斜め面辺りに配置され区画整理される前は確かに雲照寺に通じる道沿いにあったそうです。また、この公園は駅前の公園や犬久保公園よりも前に開放されており、“公園で遊ぶ”なんて時は、ここに集まる感じでした。当時、駅前の公園の場所は借家が建ってましたし、犬久保公園も個人所有の山(小さな)でしたから。
返信削除匿名さま
返信削除こんにちは、ブログ作者です。コメントありがとうございます。
付近では、この公園がいちばんの古株なのですね。確かに、公園の樹木の大きさは犬久保公園よりも一回り大きかったことを思い出します。