藤沢市の内陸部では、JR藤沢駅から北へ延びる小田急江ノ島線沿いの丘陵地が住宅地として開発されています。
そんな住宅地の中にあって、それ以前の地形や農村の信仰を伝える神社の境内を公園としているのが、地神の森(ちじんのもり)公園です。
沿道からは、このように階段を登っていく位置にあります。周辺を開発造成する際に、尾根に建つ神社敷地を残した様子が読み取れます。
ちなみに横手に回るとこんな感じで、100メートルほど縦に長く続いています。参道だったところを縦長に残したのでしょうか。
正面に戻り、園内に入ると、参道からみると左手の杉木立の下にパラパラとベンチや遊具が置かれています。
滑り台と砂場。
やや変則的な形をしたジャングルジム。
手前に花の形をした回転遊具、奥にテーブル付きのベンチ、などがあります。
この人工芝マットは、何をするのかはわからない位置にあるのですが、きっと何かしらの使い道があるのでしょう。
振り返ってみると、こんな感じ。
施設は大きく育った樹の下なので、ややもすれば落ち葉が溜まったり、苔生したりしがちな条件ですが、清掃が行き届いていて気持ちのよい空間になっています。
せっかく来たので、いちおうお参りもしておきました。
そして、ここまで見てきたものから道一本隔てて、北側にも飛地の公園があるのですが、直接は繋がっておらず遠回りをしないとたどり着かないので、眺めるだけにしておきました。
唱歌・村祭りが似合う地神の森公園でした。
(2017年5月訪問)
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