川崎競馬場から川崎大師の方へ歩いて行く途中に見つけた伊勢町第1公園。周囲はやや古めの低層住宅と商店街が交じり、小さなアパートも多い過密な住宅地区です。きっと川崎臨海の工業地帯がフル回転していた時代には、賑やかだったのだろうと思わされます。
下写真は商店街とつながる北側の出入口部分ですが、南・西側は普通に接道もしているので、地区のどの方向からでも訪れやすくなっています。
園内は、南・西の道路に接する2辺に沿ってイチョウやケヤキ、プラタナスなどの高木が植えられて広場を囲むような構造になっています。
一方で、北側の住宅に近いところは低めの樹木植栽や花壇になっています。
こうしたところは過密な住宅地ならではで、住宅の陽あたりを損なわないようにしつつ、またボールが飛び出したりすることを防ぐための配慮だろうと思います。
また東側の境界部は全体的に盛土がされて、サクラの園に仕立てられています。
このような空間の使い分けができるのも、市街地にしては余裕がある約3,600平米の広さがあるからです。
さて、そんな感じで全体的に広場と植栽が目立つ園内ですが、少し大きめの複合遊具も設置されています。
2基が並んで設置されており、両方合わせれば大中小の滑り台、ラダー遊具、登攀壁、雲梯などがあり、幼児から小学生までが一通り遊べるだけのものが揃っています。
植栽、広場、遊具と、それぞれに見るべきところのある伊勢町第1公園でした。
(2017年1月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿