橋波と書いて「はしば」と読む橋波公園。町名の橋波東之町、橋波西之町からは道一本隔てたところにありますが、おそらく区画整理や町名変更が行われる以前には橋波地区に含まれていたものと思われます。
「はしば」なので、No.1465 日吉公園と同じように豊臣秀吉に因んだ地名かと思ってしまいますが、こちらは奈良時代の僧・行基が橋を架けた「橋場」に因むそうです。何にしても偉いもんです。
さて、現在の橋波公園。大きな広場や複合遊具を持つNo.1463 大宮中央公園とは100メートルほどしか離れていないため住み分けており、こちらは幼児の遊びやちょっとした休憩などを狙った施設構成になっています。
砂場を中央に置いて、コンクリート製の動物遊具、ラッコ型2に分類される揺れる動物などで囲み、さらにその周りに木陰を作る高木を置いた配置は、防災目的で広場を大きく取ることが多い最近の公園とは異なり、幼児の遊びを中心に考えたものだということがわかります。
複合遊具は、砂場周りよりは新しく、以前にあった遊具を置き換えたと思われます。
複合遊具とは言いますが、滑り台に登り板と雲梯が付いたシンプルなもので、これも幼児向けと言えましょう。
滑り台の出口のところが、意味ありげな形になっていましたが、何かはわかりませんでした。耳の垂れた犬?
そのほかには2連のブランコ、鉄棒などもあって、遊具の点数だけならNo.1463にも負けていません。
この、地面から少し持ち上がっている藤棚も、子供たちにとっては適当な遊び道具になると思われます。
とは言え全体的に古ぼけている感は拭えないのですが、近くに大規模マンションが建設中なので、また幼児たちで賑わう日も近いかもしれない橋波公園でした。
おまけ.
家の反対側にも路地が通っているので、おそらくそちらにも出入り口はあると思うのですが、なぜか公園側に玄関のある家とお店。本ブログでは「玄関出たら公園の家」と呼んでいます。
左側の家が動物の顔みたいに見えるのと合わせて記録。クーラーの室外機が鼻になっているところがチャームポイントです。
(2017年3月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿