No.1447 清水公園から南へ200メートルほど離れた清水南公園は、カメの複合遊具をシンボルとした児童公園仕立ての公園です。
No.1447にもカメの遊具があって「この地域は、何かしら海・船・ウミガメに関係がある土地柄なのだろう」と考えましたが、その説をさらに後押しするかのような遊具です。
2本の滑り台が前足、雲梯とラダー遊具が後ろ足、階段が尻尾、そして頭・口の部分もクネクネ棒型の遊具になっており、それらを結ぶデッキ部分に架かるドーム状の緑色のパーツが甲羅になっています。
こういった動物モチーフの複合遊具では、動物らしく形を整えることが優先されてしまい、遊具としての機能を持たないパーツが付け加わることもあるのですが、この遊具の場合は全身が無駄なく使われているところが素晴らしいと思います。
欲を言えば、目をもう少し前よりに描いてもらえれば、正面顔もサマになったと思うのですが。
園内は多目的広場と遊具広場とに二分されているのですが、遊具広場には他にもシロクマ、イルカ、アシカなど海獣系の揺れる動物が集まっており(ただし、シロクマとイルカは同一遊具の表裏ですが)、ここからも海モチーフへのこだわりが感じられます。
砂場やブランコ、鉄棒には、そこまでのこだわりは感じられませんが。
さらに多目的広場に至っては、海へのこだわりは微塵も感じられません。
遊具が全体的に新しいので、比較的近年に大規模な改修を受けたようなのですが、そこでカメを採用したあたりを見て、依然として海との関わりが気になる清水南公園でした。
(2016年11月訪問)
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