この葺合中学校の敷地が非常に狭いため、公園の広場が学校活動にも使われているようで、葺合中学校のホームページに掲載されている「校舎配置図」を見ると、公園は「東グランド」と記されていました。
神戸市立葺合中学校HP 校舎配置図より引用 http://www2.kobe-c.ed.jp/fki-ms/?page_id=28 |
現地での位置関係を写すと、下写真のようになります。手前が野崎公園、白線が3本しか無い横断歩道を渡った先が中学校です。
そんなわけで、現在の野崎公園の姿はほぼグラウンドです。少し引き気味で眺めると間の道路が見えませんから、中学校の敷地だと言われても気づかないくらいです。
私が訪れたのは夏休み中の午後だったので普通に公園として使われていますが、平日午後の部活動が行われる時間帯には学校が使用するのでしょう。
さらに、公園の北端には学校のプールがあります。このあたりの用地区分はよくわからないのですが、グラウンドは公園として開園済み、プール部分は用地は公園でも未開園区域扱いで学校が借りる形になっているのではないかと思います。
プールサイドの下部は部活用のクラブハウスないしは倉庫になっているようですが、かなり老朽化しており、遠からずプールごと大改修が必要になるように見て取れました。
さすがにこれだけでは「学校専用の公園」と言われてしまいますので、敷地東端の幅10メートルほどだけをフェンスで区切って、ベンチなどを並べています。
その一番奥にはブランコが一基だけ設置されていますが、ほかに遊具はありません。
小学生以下の子供たちには気の毒ですが、ここの公園に関しては中学生優先ということで、近くの別の公園に行ってもらうしかありません。
平場の少ない坂の町、そして都心ならではの特徴を見ることができる野崎公園でした。
(2016年8月訪問)
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