新駅2号公園は、新大阪駅から南東方向へ歩いて5分ほど、東淀川体育館の隣にある小公園です。
名前から察するに、おそらく新大阪駅開業にあわせた周辺市街地整備の中で都市計画に位置づけられた公園群の中の一つなのだろうと思われます。こうした都市計画公園は、計画上は1号、2号と番号で呼ばれ、整備開園するときにきちんとした公園名を付けられることが多いのですが、ここは2号のまま。
大阪市がネットで公開している都市計画図を見ると、どうも計画上は13号まであって、2号以外は開園時にちゃんとした名前をもらったのに、2号だけが番号のまま取り残されたようです。
実際の園内は、長方形で整った敷地の中央にパーゴラを置いて敷地を2つに区切り、一方を遊具広場、もう一方を多目的広場にするというスタイル。区画整理地の公園では標準と言っても良い施設配置です。
遊具広場の主役は、ピンク色の石の山遊具。大阪市街地の古い公園でよく見かけるタイプのものです。
しかし石の山では低年齢の幼児は遊べませんので、小さな滑り台もあります。
ブランコ。
そして反対側の多目的広場。一面の草敷きなのですが、出入り口同士を最短で結ぶルートのみ草が剥げています。
「名前も付けてもらえない」という不幸な生い立ちを勝手に感じてしまいますが、当の本人は健やかに育っている新駅2号公園でした。
(2016年5月訪問)
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