こちらが櫛田神社に保管・展示されている山笠。
そして公園東側の道路境界部分は、間を通り抜けできるパイプ柵こそあるものの、歩道からひと繋がりになっています。
おそらく、写真左端の道路(土居通り)を山笠が通るため、見物客が多く集まっても対応できるように道路・公園の一体化が図られているのではないかと思われます。
パイプ柵の内側にある実質境界部分もスツールになっており、なんとなく公園内よりは道路側を向いて座るような雰囲気になっています。
山笠はさておき園内に目を移すと、おおむね北側が草敷きの林間広場や花壇、間に先の大戦の戦没者慰霊碑を挟んで、南側が土敷きの広場になっています。
遊具はほとんど無いのですが、シロツメクサなどの咲く草地は幼児の遊び場としては人気のようで、私が滞在している間にも保育園のお出かけが次から次へと訪れていました。
広場の隣には、数少ない遊具の一つであるブランコがあります。
公園の隣には小学校もあるので、もう一点くらい遊具があると良いのですが。
ブランコとは反対側には、面白いデザインの花壇がありました。
写真ではわかりにくいのですが、中心部に吸い込まれる渦のように曲線でデザインされたもので、縁石部分は腰掛けられるくらいの高さがあるため、花の季節には座ってお弁当でも食べると気分が良さそうです。
一方、南側の広場は、なんの飾りっ気もない土敷きの広場です。
公園の中央に戦災記念碑がありますので、これを正面に置いての慰霊・祈念行事などに使いやすい構造になっているとも言えます。
ちなみに公園名の「冷泉」は地名から採られていますが、その地名は平安時代に浜辺に打ち上げられた人魚の亡骸を検分するために京都から派遣された冷泉某に由来するそうです。
この時に打ち上げられた人魚の大きさが、なんと81間(約146メートル)あったとか。
う~む、巨人の人魚... この公園よりも長いのか...
(2016年4月訪問)
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