浦添市の伊祖・城間界隈の区画整理地にある「花シリーズ」公園の2回目。
本日は「かんな公園」です。
カンナは中南米原産の多年草ですが、観賞用に品種改良が進んでおり、多種多様な大きさ・色・形の仲間が1000種類以上もあるそうです。日本にも江戸時代に渡来し、現在は半野生化したものもよく見られます。赤や黄色でよく目立つ花は、沖縄でもよく植栽として使われています。
Wikipedia 「カンナ(植物)」より引用して表示 |
この公園にも植えられているのですが、隅の方にチョロチョロ植えられているという印象で、他の植物も多いのであまり目立ちません。
と言うか、公園全体を取り囲む檻のような柵が気になって、園内の植物を楽しむような雰囲気はありません。
園名板の外側も囲んでいるところから見て、ボールの飛び出しなどを防ぐために後づけで柵を設置したと思われ、公園全体のデザインと柵とが調和していません。
落ち着かない景観の園内で、もとは掲示板かなにかが乗っかっていたと思われるコンクリート擬木が異彩を放っています。
ちなみにトイレも擬木。
もっとも、そんなことを言うのは他所者の戯言で、全体を見れば広場あり、複合遊具ありで、近所の子供たちの遊び場としては十分です。小学校も近いので、放課後には大勢の子供が繰り出すことでしょう。
子供の遊びでの利用が多いために、緑や景観などの機能を担う部分(花壇、植栽など)が削ぎ落とされてきた結果と見ることもできます。
そんな子供人気のほどが、子供向けの標語の多さからもうかがえるかんな公園でした。
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