以前に宜野湾市のNo.1179 野嵩あしびな公園でも触れましたが、「あしびな」または「あしびなー」は沖縄の言葉で「遊び+庭」の意味で、村の神様・祖先神に捧げるための歌や踊りを行なう場所です。
そのためNo.1179でも公園内に常設ステージが設置され、郷土芸能の活動が色々とやりやすくなっていました。ここ沖縄市池原の集落内にあるアシビナー公園は、さらにそれが進化しており、ほぼ芸能専用という感じです。
斜面地を使った敷地で、斜面部分は観覧席、平坦地は屋根付きのステージになっています。
ステージ前のタイル敷きの部分には沿道からスロープが通じており、大型機材などの搬入も容易となっています。
角度を変えて左右から全体を見回してもこの通り。目的に対して構造がシンプルすぎて、とくに言うことが思いつきません。
ここを拠点にしているのであろう池原青年会のエイサーの動画はこちら。
太鼓も勇壮ですが、鉦を打ち鳴らす「ケンケナー」が特徴だそうです。
(2015年12月訪問)
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