池原地区は沖縄市の北部にあり、市全体で市街化が進んでいる沖縄市にあっては農村の色合いが強い地区にあたります。
しかし国道沿いの集落はけっこう住宅が建て込んでおり、その集落の一角に池原公園があります。
国道からは少し谷地に下りたところにあり、公園の周囲は斜面林や農地になっているため、緑に包まれた印象のある園内です。
コンクリート製の動物たちの足元にはガジュマルの根が広がってきており、自然との調和を一層意識させるものになっています。
まぁでも、動物遊具のメインユーザーになる幼児にとっては足元が少し危ないですね。
遊具・施設は古いものばかりですが、公園全体が落ち着いた感じなので、色あせた遊具が似合って味を出しています。
ブランコは、沖縄市で多く見られる2連ブランコの片側を外してしまった1人用ブランコ。
寂しい気もしますが、こうするだけで点検の手間が半分になるので、管理費を削減するためには有効な手段だと思います。
集落内では外れにあって、いささか使い勝手が悪い立地なのですが、これからも周囲に溶け込んで愛されて欲しい池原公園でした。
(2015年12月訪問)
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