その地区にあるのが蓮台寺公園ですが、お寺との間にはJR九州の熊本総合車両所(新幹線の基地)が大きく広がっていて、公園からお寺を感じることは難しくなっています。
だからという訳でもないのでしょうが、公園内のトイレは、蓮台そのもの。
手前にある蓮の花を形どった手水の上に、仏様のお顔が浮かんでいます。
公園敷地は一般道によって2つに分かれているのですが、もう一つのブロックにあるトイレも、また別の仏様のお顔が。
ちなみに蓮の花の手洗いの拡大は、こんな感じ。なかなか手の込んだ作りです。
敷地が2分割されていると述べましたが、北側の小さい方のブロックは、草っ原の中に複合遊具や砂場があり、また老人憩いの家があって、どちらかと言えば静かに遊んだり寛いだりする空間になっています。
複合遊具は、この広さの公園にしては、やや大ぶりのものです。
砂場は、草広場の中に唐突に作られており、周りには木陰やベンチなどが無いので、子供を遊ばせる親御さんにとっては、使い勝手が悪いように思います。
一方、道を渡った広い方のブロックは、野球場仕立ての多目的広場になっており、先ほどのトイレのほかには、ほとんど施設はありません。
広場の周りは一周すると400メートルくらいありそうな周回路になっており、ジョギングやウォーキングなどに使えるようになっています。
という感じで、全体的にはシンプルで、あまり詰め込んでいない印象なのですが、トイレにだけ妙なこだわりが感じられる蓮台寺公園でした。
(2016年5月訪問)
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