No.443 大和公園の記事中に隣接する市立成徳小学校が登場しましたが、今回の成徳公園は、この小学校と一体となった学校公園です。
すなわち、この小学校では学校の所有する校庭や遊具を一般に開放するだけでなく、西側の正門が公園と一体になっているわけで、「地域と学校の結びつき」を強く意識していると見て取れます。
どれぐらい一体的なのかは上の写真でわかるように、小学校の正門部分がいきなり公園になっています。
本ブログには今まで色々なタイプの学校公園が登場してきましたが、ここは学校が公園を内包してるというか、とにかく一体感が強いタイプです。
少し角度を変えてみるとこうなっており、子供たちはみな公園の中を通り抜けて、奥にある学校へと入っていく構造になっています。
そして授業が終われば、滑り台を滑ってから帰ると。
上の写真の範囲とは高低差のある小段上には、小学生よりも低年齢層向けの遊具が置かれた一角もありますので、「就学前の皆さんも遊びに来てね」という姿勢の現れだと読み取れます。
この上段のブロックにはもう一つアーチの付いた出入口があるのですが、入った目の前には学校の仮設校舎があるほどで、やはり一体感がビンビンと伝わってきます。
ここまで一体だと、不審者や無断立入がどうこう言う前に、子供たちが公園で遊んじゃって始業までに登校して来ないのではないかと心配になる成徳公園でした。
(2015年9月訪問)
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