神奈川県相模原市と山梨県の県境にもほど近い城山ダム(津久井湖)から横浜市まで、明治時代に作られて、今も使われ続けている上水道の管が埋設されています。これの上部が緑道や歩道として使われており、「横浜水道みち」と呼ばれています。
林間第2公園は、そんな水道みちを園内に含みこんだ小公園です。
下の写真は上流側から公園内を見たところ。
園路になっているところの地下に、水道管が通っています。
今度は園内の管の通っている場所を、下流側から。
水道管の保護のためか、あるいは水が流れるだけの勾配を確保するためか、盛土によって周囲よりも若干地盤が上がっている様子が見て取れます。
最後は公園の端っこから、公園外に続いていく水道みちを見たところ。
この先、横浜まで20キロほど、水道管が続いています。
そんな感じで小さな公園なのに敷地全体が斜めなっているためか、あちこちで土が流れてしまっている気配があります。
階段の周りは人工芝シートを張って留めていますが、
ベンチの足元はすっかり洗われていて、基礎が剥き出しです。
このように、いささか水道優先で形作られている風もある園内ですが、大きく育ったヒマラヤスギの下にブランコや鉄棒もあって、地区の子供たちにはよく使われている雰囲気でした。
おまけ
公園を出たところの踏切で待っていたら、小田急ロマンスカーがやって来ました。
最近はいろいろな車両が使われていますが、伝統的なこのタイプが、いちばん馴染みがありますね。
(2015年11月訪問)
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