尼崎市の南東部、神崎川・左門殿川の東にあたる杭瀬(くいせ)は、戦国時代ごろまでは河口部に砂が溜まってできた島の一つだったそうです。それが徐々に陸地化し、現在は川の気配などあまり感じられない住・商入り混じった下町になっています。
そんな杭瀬の杭瀬小学校の東隣にあるのが、杭瀬公園です。
小学校の校門(写真右奥)からは10メートルほどしか離れていませんが、学校と公園との間には高いフェンスがあって学校公園の形にはなっていません。
入口には、尼崎市の公園でよく見かける童子像。
園内は南北に細長い形状をしている上に、クスノキなどの高木の植栽場所が縁石で区切られて一段高くなっているため、一段低く普通に使えるスペースは、広場というよりは少し幅広の園路といった外観です。
その園路が少し広がった場所に、ブランコや滑り台、砂場などのオーソドックスな遊具がはめ込まれています。
高木がよく育って緑豊かなのですが、遊び場としてはやや特徴に欠ける気がする杭瀬公園でした。
(2015年10月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿