新しく開かれた村を意味する「新在家(しんざいけ)」という地名はあちこちにありますが、ここは神戸市灘区の新在家。阪神電鉄の新在家駅からは1キロほど離れ、都賀川の河口近くにある小公園です。
付近は「灘の生一本」で知られる日本酒の産地・灘五郷のうちの西郷にあたり、公園のすぐ横には「沢の鶴」の本社工場があります。
ですので、公園の概観も何となく白壁酒蔵風?です。
川のそばですし、かつては酒造のために米をつく水車があったのでしょうか、園内には水車をかたどったモニュメントのような遊具のような物件があります。
水車の本体部分はモニュメントのようでいて、子供が登って遊ぶこともできます。遊んで良いとは書いていませんが、でも登っちゃいますよね。
軸の部分は、背伸ばしや鞍馬のようにして遊ぶことができます。
スプリング式のシーソーも、先端部の飾りは米つき用の「杵」を表現しているのではないかと思います。
そのほかにステージもありますが、イベント用というよりは、少しだけ高い場所に座って川や公園を眺めながらくつろげるスペースといった感じです。
阪神・淡路大震災で被害を受けた酒蔵も多く、あたりの風景は変わっていきますが、昔を偲ばせる新在家西公園でした。
(2015年6月訪問)
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