宜野湾市真志喜にある区画整理地の小公園を訪ねるシリーズ。今日は、ましき児童公園です。
20年ほど前、プロ野球の近鉄バファローズに沖縄出身の「真喜志(まきし)」という選手がいたので間違えそうになるのですが、ここの地名は「真志喜(ましき)」。「ましき」という樹があるわけではありません。
出入口では色鮮やかなオウムがお出迎えしてくれます。
そこから園内に入ると、森の向こうに太い鉄パイプと頑丈なロープでつくられたドーム型のネット・ジャングルジムがあります。
ざっくりですが、直径12~13メートル、高さ6メートルくらいのフレーム内に、おおむね3段に張り巡らされたロープネットがあり、そのロープネットを伝っていかねばたどり着かない高さから、幅広の滑り台が出ています。
この公園規模に対する遊具のスケールアウトっぷりは、沖縄ならではのものですね。
広場は広いものの遊具については典型的な一点豪華型で、あとはブランコと、回らなくなった回転椅子遊具くらいしかありません。
回転ジャングルジムを始めとする回転系の遊具は、回るスピードが付きすぎると遠心力が増大し子供が振り落とされたり衝突したりする危険が増すことから、全国的に数が減ってきています。
撤去されることも多いのですが、ここのように回らないように固定されてしまうこともしばしばです。
ただ、こうなってしまった場合、これは「遊具」なのかどうかは悩ましいところです。
「小学生なら、このネット遊具があれば半日でも遊べるなぁ」と思う反面、ネットに登れない幼児には厳しいところもある、ましき児童公園でした。
(2015年1月訪問)
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